2022年5月31日に Cisco Certified Network Associate (200-301 CCNA) の受験をしてきた記録。
受付で「マイナンバーカード」「保険証」を提示して受付票を受け取る。 (※必ず本人確認書類が 2 点必要。詳しくはピアソンVUEのページを確認) 署名やら写真撮影やら色々やると荷物を預けるように言われるので、 ロッカーに 本人確認書類x1 以外を入れて鍵を締める。 ポケットにも何も入っていないことを確認した上で入室。 入室時にメモ用のシートとペンを渡される。 このペン意外と書きにくい。
案内された端末に表示されているのが自分の情報であるか確認。 「こんにちは!(氏名)!」みたいに挨拶されるので、 画面の指示に従って回答の練習をしておこう。 Ping-tでお目にかかれなかった「ドラッグ&ドロップ(以下D&D)」に戸惑うかもしれないけど やることは左ボタン押しながらマウス動かす、ただそれだけ。
対策資料でトラウマ化されたトンデモ翻訳に怯える必要はあまりないかもしれない。 割と正常な日本語で解釈できた問題がほとんどだった。 対策資料ではD&Dが英語だったけど流石に図もD&Dも日本語になってた。 画像を見て答える問題では選択肢が画面外に追いやられがちなので、 適時配布されたボードにメモを残してそれを見ながら解答すると良いかも。 Ping-tの模擬試験と同じように戻ることは叶わないので、 次へボタンを押す前に確認は入れるようにしよう。 時間はたっぷりあるから、ゆっくり考えれば大丈夫。2時間あるし。 最初に「合格点」と「出題問題数」を宣言されるので、 これを見て気を引き締めるといいかも。ちなみに825点合格、100問出題って言われた。
対策資料はMust。ここで見た問題が幾つか出た。 思い出した順です。 (CBT試験は基本的にランダム出題なのでシステムの気分で偏りが出る事をお断りしておく。)
・[show ip routeを提示される](IPアドレス)が宛先ならどこ経由する?
・ネイティブVLANが不一致のトラックリンクの場合どうなる?(対策資料Q17)
・[ipconfigの内容を提示される/D&D問題]
IPアドレス等と、ブロードキャストアドレス等の名称を合わせよ(対策資料Q19)
・音声VLANとデータVLANの要件を満たすコマンドはどれか(対策資料Q122)
・SSIDについて正しい記述はどれか(Ping-t:8212に類似/ESSIDではない)
・WPA2-PSKで最も強い暗号化はどれか(対策資料Q175)
・インターフェースのカウンタ周りでlate collisionをよく扱った印象
・HTTPメソッド(GETとかPOSTとかPATCHとか)のD&D問題
・プロトコルをTCPとUDPで分ける(DHCPとかFTPとか/対策資料Q76に類似[選択肢が違う])
・片方がdesirableモードの場合、もう片側はどんなコマンドが良い?(対策資料Q381に類似)
・(IPアドレス)を受信した場合、どのルートを通るか?
show ip routeした時に出るそれぞれの行で解答する。
(O xx.xx.xx.xx/xx [xx/xx] via xx.xx.xx.xx, Ethernet みたいな形式の選択肢)
・DHCPアドレッシングを有効にする構成はどれ?(対策資料Q13/そのまま)
ACLと併用してくるパターン。てかhelper-addressの問題と見せかけてACLの問題。
・ルーティングテーブルのコード"D"は何で学習した?(対策資料Q119/そのまま)
(この問題の前に出たip route問題でコード"D"に触れてて救われた感ある)
・振られるIPv6アドレスはわかっていて、どのポートに割り振れば良いか?(対策資料Q285/そのまま)
・IPv6アドレスの割当にはどのコマンドが適切か(対策資料Q302に類似/MACアドレス等数値変動(?))
・PC1 <-> SW1 <-> SW2 <-> PC2,PC3環境下で、VLAN2が構成されている。
SW2を新しいSWに入れ替える。今までの環境はトランクポートのサポートがない。
入れ替え後、新しくVLAN環境を追加する場合、どのコマンドが適切か。
(自分はVLAN2をネイティブにしたトランクポートを構成するコマンドを選択した)
すべての問題が終了した後に点数が表示される。 自分の場合「おめでとうございます。あなたの点数は883点です。」みたいに表示された。 ここ以外で点数を知る機会はないと思うので、心に刻んでおく事を推奨。 左下の試験を終了ボタンから終了すると、アンケートが出現するので、 せっかくだから答えておきましょう。 すべての内容を終えると(何も出なくなる or ログイン画面が出る)ので、そこで退出。 ※ここらは試験会場の指示に従ってネ 受付で再度名前の確認をしてスコアレポートを受領。受け取った署名をして終了。(忘れ物スルナヨォ)
とりあえず無事合格点取れてホッとしてる。 5月から本社に来てping-t以上の研修ができるようになって、 そこから飛躍的にスピードは上がったと思う。 特に事前に勉強していたHSRPに対する 解答のしやすさは顕著だった。 他にも実機研修で理想通りいかなかった時の トラブルシューティングでどう復帰させたかも 間接的に知識の支えとなったと思う。
ここまでサポートしてくださった皆様に感謝申し上げます。
以上っ!